「怖い上司の叱責に萎縮してしまう」HSPの心を軽くする3つのポイント

上司に怒鳴られて萎縮しているスーツ姿の男性のイラスト

強い口調で叱責してくる上司が怖くて、萎縮してしまう

上司が怖くてうまく話せない、相談できない

嫌みなイライラ上司に振り回されて仕事に集中できない

上司から「なんでそんなに時間がかかっているの」と言われ、

時には「だ、か、ら、言ったでしょ!」と大声で怒鳴られる

ミスをして落ち込んでいる女性と『またやっちゃった…』と後悔している様子のイラスト

そして「何故こんなに怒るんだろう」と理解ができず思考停止になる

上司に注意されて思考停止している女性のイラスト

でもミスをする私が悪いからだ、と自分を責める

『もっと頑張らないと』と自分を責めている女性のイラスト

こうなると

仕事の事で聞きたい事や報告したい事があっても、

上司が怖くて萎縮してしまい、

上手く伝えられない⇒ミスを重ねてしまう⇒また怒られる、

の繰り返しで悪循環が止まらない

そのため、

自分が居るだけで怒られている気がする

気持ちが落ち着かいない

もう、どうしたら良いのかわからない・・

『辞めようかな…』と仕事を辞めることを悩んでいる女性のイラスト

こんにちは

パラダイムシフトセラピーの心理カウンセラー立花やよいです

わたしも威圧的で支配的な上司がすごく苦手でした。

他の方が怒られているだけで、

「どうか火の粉が飛んできませんように・・」と

横目で見ながらビクビク怯えていました

自分が叱責されたわけでもないのに、大きな声に萎縮するわたしはまるで、

「蛇に睨まれた蛙」状態。完全にフリーズしていました。

ヘビに睨まれて動けなくなっているカエルのイラスト

このような状態で仕事をしていた私は、

大したことはしていないのに、

いつもグッタリと疲れてしまっていました。

当時は、

「そんなに仕事をしていないのに、

なんで自分はこんなに疲れてしまうのだろう?

なんでこんなにやる気が出ないのか?」

自信を失っていました。

落ち込んで自信をなくしたカエルのイラスト

「怖い上司の叱責に萎縮してしまう」HSPの心を軽くする3つのポイント

目次

Point 1 言葉だけを見る

誰かと話をしている時、私たちはその人から言葉と態度の両方を受け取っているんですね

たとえば、相手が「だから言ったでしょ!」って怒ってる時、

この「言ったでしょ」っていうのは言葉ですが、

そのキツイ口調とか怖い表情っていうのは態度ですよね。

怒鳴る上司と萎縮している部下のイラスト

威圧的な上司が怒っている場合、

この態度に気を取られて心を乱してしまうことが多いのです。

なので、言葉の内容だけにフォーカスして、

「相手が何を伝えたいのか」「どう行動してほしいのか」を言葉で理解することで、

ダメージを最小限に抑えるということができます。

たとえば「メモを取っていいですか?」と聞いてメモをとる対策も有効です。

ペンとメモ帳を持ち、にっこりしているカエルのイラスト

そうすると、

威圧的な態度や大声に惑わされずに、

言ってる言葉の意味だけをより理解することができます。

実は大したこと言ってなくて、

服従させたいだけなんだなって、

そういうのがわかったりします。

Point 2 コミュニケーション能力がないのは上司の課題だと知る

穏やかな表情で会話している2人のビジネスマンのイラスト

優秀な上司は、部下を叱る際は、タイミングや場所を考慮して、適切に伝えることができます。

また、叱った後にフォローすることで、部下のモチベーションが下がるのを防ぎます。

こういった細かい配慮があるからこそ、部下からの信頼を獲得しているのです。

しかし、そういったコミュニケーションが面倒だからと言って、ぜんぶすっ飛ばして、威圧的な態度ばかり取ってしまう方もいらっしゃるのですよね。

怒鳴れば言う事を聞くと思い込んで、服従を求めているケースもあります。

ホワイトボードを使って威圧的に説明する上司。部下二人が萎縮して焦っている様子のイラスト。

そういった場合、部下は萎縮してしまい、

モチベーションの低下はもちろん、

パフォーマンスの低下

離職の可能性さえも生じてしまうでしょう。

これって上司の責任と言えますよね?

つまり、コミュニケーション能力やマネジメント能力に課題を抱えている方である、と

こういう視点で捉えることができるのです。

このように相手の見方を変えることで、不安が解消されるんです。

HSPさんは「自分が悪いから怒られるんだ」とついつい自分を責める傾向がありますが、

こういったからくりを知って、自分を責めることをやめていきましょう。

Point 3 トラウマケアをする

トラウマというと、戦争に行った兵士のような強烈な恐怖体験のイメージが強いですよね。

でも子供の頃、逃げられない状況で繰り返されたネグレクトや虐待、性的虐待、強いストレス体験によって引き起こされることもあります。

ネグレクトや虐待、強いストレス体験で萎縮した子供を叱る親のイラスト

たとえば、

・親からの叱責やDVが日常であった

・夫婦関係が悪くて長期間にわたり家庭内の緊張状態が継続していた

・親が見ていないところで兄姉によるいじめや暴力があった

・精神的に不安定な親の愚痴を聞くなどメンタルケア役を強いられていた

・子供の意志を無視して無理やり習い事をさせられてきた

などの経験もトラウマにつながることがあります。

親子関係のトラウマで落ち込んでいるカエルのイラスト

こういったトラウマがあると、

過去と同じような場面に遭遇すると、心と体が無意識に自然に反応してしまうんですね。

あなたが上司に萎縮しないで、怖がらないで働けるようになるには、

この深層心理にある恐怖のエネルギーを解除する必要があります

トラウマを解除する方法

恐怖や絶望、無気力などの凍りついた感情を、

安心できる場所で感じて受け入れていきます。

怖いよ~~

感情を感じきることで癒しが訪れる。怖い感情に向き合う女の子のイラスト

なんて無力なんだろう~~悲しいよ~~

フリーズしたまま感じられなかった悲しみを、涙を流して解放する女性のイラスト

どうすることもできない恐怖・・絶望的~~

恐怖や絶望を感じ、体が震えている女性のイラスト

そうやって、感情をひとつひとつ受容していくことで

心と身体の緊張が緩んでおだやかになってゆきます。

まとめ

「怖い上司の叱責に萎縮してしまう」HSPの心を軽くする3つのポイント

Point 1: 言葉だけを見る

相手の感情や表情に惑わされず、言葉の意味や内容にフォーカスする。メモを取るなどして冷静に状況を把握し、相手が伝えたいことや求めていることを理解する。

Point2: コミュニケーション能力がないのは上司の課題だと知る

優れた上司は配慮を持ってコミュニケーションし、部下との信頼関係を築いている。

コミュニケーション不足は上司の責任であり、部下の問題ではないことを認識する。

上司の課題を理解することで、自分を責めずに自己肯定感を保つことができる。

Point3: トラウマケアをする

過去のトラウマや傷ついた経験が、怖い上司に反応して影響を及ぼしているかもしれません。

過去の恐怖エネルギーを解放し、トラウマを解消することで、自信を取り戻すことができる。

ありのままを受け入れて心を解放してる女性のイラスト

これらのポイントを実践することで、

状況が改善して、上司に対する怖いと思う気持ちが軽減されていきます。

あなたが上司との健全なコミュニケーションと信頼を土台とした関係を育んでいけますように。応援しています!

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