私が悪いの?罪悪感を植え付けてくる人の心理と3つの手口

…また私が悪いのかな。

でも、なんかおかしくない?
ずっとモヤモヤしてる。

あの人といると、いつも最後は私が謝ってる。
私が「ごめんね」って言って終わる。

でも何が悪かったのか、正直よくわかんない。

気づいたら「私のせいだ」って思ってる。
でも本当にそうなの?

…ていうか、私ってそんなにダメ?

一生懸命やってるのに。
相手のこと考えてるのに。

なのになんでこんな苦しいの?
なんであの人といると、
いつも自分が悪い気持ちになるの?

もしかして、あの人がおかしいんじゃ…

…いや、そう思う私が冷たいのかな。

でも確かめたい。
私の感覚がおかしいのか、それとも…

こんなふうに、ぐるぐる。
自分が悪い→でもおかしい→いや私が冷たいのかも→でもやっぱり…

親、パートナー、職場……相手が変わっても、
なぜかいつも最後には私が謝っている。

そんなあなたは、相手の「罪悪感コントロール」にハマっているだけかもしれません。

こんにちは、立花やよいです。

私自身も、長い間この「罪悪感コントロール」の中にいました。

気づいたら謝っている、
自分が悪いと思い込んでいる……。

そんな状態が「普通」になっていたんです。

きっと同じように苦しんでいる人が他にもいるんじゃないかなと思って、この記事を書きました。

目次

あなたの性格ではなく「手口」の問題

もし今、あなたがこんなふうにぐるぐるしているなら、ひとつ知っておいてほしいことがあります。

それは
「罪悪感を植え付ける」という
れっきとした心理操作の手口が存在する
ということです。

実はこれ、
海外では 「ギルトトリップ(罪の旅)」
なんて呼ばれているそうです。

相手に罪悪感という重い荷物を背負わせて、
ゴールのない「自分を責める旅」に無理やり連れ出す..

そう聞くと、ちょっとゾッとしますよね。

そして、そんなふうに人をコントロールする人のことを
「マニピュレーター(操る人)」
と呼ぶんだそうです。

彼らは怒鳴ったり、
暴力を振るったりしないので 
余計に気づきにくいんです

だからいつも
「私が悪かったのかも」
と思わされるし、

いつも自分から謝っている。
……ってことになるんです。

これはあなたの性格が弱いからじゃありません。

むしろ、
HSPさんや共感力が高い人ほど、


相手の不機嫌を「自分のせいだ」と思い込んで、
無意識に身代わりになって引き受けてしまいがちです。

マニピュレーターは、
あなたのその「良心」を巧みに利用してくるんです。

では実際に
どんな手口であなたを縛りつけてくるのか?

よくある3つのパターンをお伝えしますね

罪悪感を植え付ける3つの手口

1. 一生終わらない「請求書」

こんなセリフ、言われたことありませんか?
  • 親から:
    「育ててやった恩を返せ」
    「誰のおかげでここまで大きくなったと……」
  • パートナーから:
    「誰のおかげで生活できてると思ってるんだ」

こんなふうに言われると、
「確かにお世話になったし……」って、罪悪感でしんどくなりますよね。

でも、親が子を育てるのは本来「貸し借り」じゃないはず。

なのに過去の恩を「負債」にすり替えて、
一生払いきれないローンを背負わされてる。

自発的に感謝を届けるのはいいんです。
でもそこに1ミリでも「返済」の感覚が入ると、
とたんに義務になってしまう。

それってもう、愛じゃなくて支配ですよね

2. 「正論」という武器

こんな言葉で封じ込められていませんか?
  • 親から:
    「親の面倒をみるのが当たり前でしょ」
  • 上司から:
    「社会人として当たり前だろ」

社会一般的な「正しさ」を盾にして、
あなたを「わがまま」や「未熟」として封じ込める手口です。

「言ってることは正しい、だから私が間違っているのかも」

そうやって自分を責めてしまう。

でもね、
その「当たり前」が通用するのは、お互いを尊重し合える関係があってこそ。

そもそも、相手があなたをコントロールしようとしている時点で、それはもう普通の家族や健全な関係ではないんです。

相手が振り回してくる正論は、あなたの幸せのためではなく、あなたを「黙らせて、従わせるため」の道具にすぎないんです。

3. 「不機嫌」を人質にする

こんな態度、されたことありませんか?
  • 親から:
    「もういい、どうせ私の気持ちなんて……(溜息)」
  • 友人やパートナーから:
    理由を言わずに急に既読スルー、冷たい態度

これ、経験したことがある人、多いんじゃないでしょうか。

何も言わずに「あなたが私を傷つけた」という空気だけを出して、自分は被害者のポジションに逃げ込む。

一番巧妙で気づきにくい手口なんです。

優しくて責任感の強い人ほど、
「私が何かしたのかな?」
「どうして機嫌を損ねちゃったんだろう」
と、相手の機嫌を直すための正解を探して
自分の全エネルギーを使い果たしてしまいます。

でも、気づいてほしいんです。

彼らは一歩も動いてない。

ただ不機嫌でいるだけで、あなたの思考も時間も、全部奪っていってるんです。

相手が「罪悪感」を使う本当の理由

ここまで読んで、
「どうしてあの人はこんなひどいことをするの?」と悲しくなったかもしれません。

でも、知っておいてほしいのは、

彼らがあなたをコントロールしようとするのは、
彼ら自身の心にある「強烈な不安」や「自信のなさ」の裏返しだということです。

自分一人では自分の感情を支えきれないから、
あなたに罪悪感を植え付けて、
自分のそばに縛り付けておこうとする。

つまり、
あなたの問題ではなく
100%「相手の問題」なんです。

どれだけあなたが「ごめんね」と謝って、
どれだけ自分を差し出しても、
相手の心の穴が埋まることはありません。

なぜなら、その穴を埋められるのは、
相手自身だけだからです。

やよい

大丈夫、気づいた瞬間に、魔法は解けます

今までずっと「私が悪いのかな」と、自分を責める呪縛の中にいたかもしれません

手口を知ることは、相手を攻撃するためではありません。

大切なのは、相手の魔法にかからないための
「心の境界線」を引けるようになることなんです。

「これはギルトトリップかも」
「私はいま、負債の返済を要求されそうになってる……」

そう気づくだけで、
相手がかけていた「罪悪感の魔法」は少しずつ解けていきます。

次、相手が溜息をついたり、
わざとらしく返信を遅らせたり、
「あなたのせいで台無しだ」と言いたげな態度をとってきたときは、
心の中でこうつぶやいてみてください。

「あ、またあの手口を使っているな」と。

そうやって一歩引いて見られた瞬間、
相手の魔法は効力を失います。

あなたはもう、
相手の不機嫌を背負う必要はありませんし、
終わらない請求書を返す必要もありません。

もう、操られなくていい。
あなたの人生は、あなたのものです。

少しずつ、
自分を責める手を緩めていけますように。

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