「変わりたいけど変われない」をイージーモードで突破するには?

こんにちは。

パラダイムシフトセラピーの立花やよいです。

 

「変わりたいのに、変われないんです。」

「変わりたいのに、何年もずっと変われません。」

 

このような悩みを抱えてわたしのところに相談に来る人がたくさんいます。

 

何年も前から自己啓発本を読んだり、カウンセリングを受けたり、色々な人に相談したりししていて、すごい頑張っているのに変われない人たちです。

 

そんな努力家さんたちのしっかり変わるきっかけになれば嬉しいなと思って、この記事を書きますね。

 

「ACの生きづらさを克服したい」

「トラウマの辛さを解消したい」

「こんな自分じゃダメだ、変わりたい……でもなかなか変われない」

 

私自身もカウンセラーとして活動する前はこのような状況で苦しんでいました。

 

人はなぜ、変わりたいと思っても変われないのでしょう?

考えている女性

 

その答えを知るには、まず潜在意識の理解が必要です。

 

<潜在意識の特徴 その1>

目次

すべての人に現状維持システムが標準装備されている

 

人間にはホメオスタシス(恒常性)と言って、体の機能で一定に保たれているものをキープしようとする機能があります。

 

いくら理性で「変わりたい」と思っていても、体の本能が「変わらせない!」というブレーキをかけます。

潜在意識にある感情(本心)は、実は「変わりたくない」と思っているのです。

 

頭では、

「あっちへいこうよ」
「楽な世界に行きたいな」
「あの人みたいになりたいな」
「楽に過ごしたいな」

と思っていますよ。

 

でも心が

「嫌だ―」と言ってるんですよね。

 

だから、病気の人は病気を維持しようとするし、

 

引きこもりの人はひきこもりを維持しようとする。

 

そういう仕組があるということ、まずはそこを押さえておいておくことです。

違う方向に走る男性2人

<潜在意識の特徴 その2>

顕在意識と潜在意識の力関係は1:99

実は私たちの脳の9割以上がこの潜在意識によって働いています。

潜在意識のほうが巨大な力をもっているということですね。

 

これは「顕在意識のけんちゃん1名 VS 潜在意識のせんちゃん9名」で綱引きをやっているようなもので、

そのため、いくら「こうなりたい!」と1人のけんちゃんだけで思ったとしても、せんちゃんチームによって今の自分を変えることはできないのです。

顕在意識と潜在意識の綱引き

せんちゃんが圧倒的な勢力を持っているため、結果的に引っ張られてしまうのです。

つまり、潜在意識にはどんなにがんばっても勝てない、ということですね。

 

だから、今まで自分が変わらなかったのは努力不足のせいでもなく、意志力が弱かったのでもありません。

 

ここで落ち込んでいる人が多いですからね。

「変わりたいけど変われない」のは人間として普通のことであって、決して意志が弱いわけではありません。

 

むしろ意志力が強いひとほど、反発も強いということです!

人一倍がんばり屋さんなんですね。

 

というところを押さえておいて、じゃあ、どうすりゃいいの?

混乱した女性イラスト

 

これを知っておくだけで解決に向かいます

まずは、「反発がくる」「反発があるんだ」と知っておくことです。

この仕組を知っているか、知っていないかは大きいかなと思います。

 

心にも筋肉痛があります

 

筋肉痛で考えるとわかりやすいです。

 

筋トレをして、体を急激に鍛えたら、痛くなります。

でも、「筋肉を鍛えた、俺ってダメだー」ってあんまり思わない。

筋肉痛で落ち込む人いませんよね?

 

これって知識を知ってるかどうかなんですよね。

 

でも、心の動きってみんなわからないんです。

だから自分だけだと思っちゃうけど、「心の筋肉痛」はみんなに起こるし当たり前のことですよ、ってことなんです。

 

たいてい、何かをやろうと思ったときに、

「三日坊主だった」

「わたしって意志力ないんです」

 

と自分を責めたりするんですよね。

 

犯人探し、これをしないこと。

 

ここ闇雲にやってるとドツボにハマって負のスパイラルにハマっちゃうんですよね。

 

「何一つできないわたしっておかしいのかな?」て思っちゃいますからね。

 

「ぜったい幸せスパイラルに入る」というのも反発くらうし、

「人生変えたい」というものも、必ず反発は起こるもの。

 

それを楽に突破する方法を知っておくと、

今後の人生をイージーモードで楽に突破できるようになります。

ロケットに乗って楽にレベルアップ

 

今後の人生をイージーモードで楽に突破する方法

 

「反発」というからやっかいな特徴なんですけど、やっかいではあります、でも悪いやつではありません。

 

自分の中のもうひとりの自分、自分自身ですから、悪者扱いはしないことです。

 

「実際に何をしてくれてるんだ?」と思うかも知れませんが、変わりたくない「反発」というのはあなたの命を守る本能です。

 

今まであなたを守って来てくれた相棒を受け入れ、感謝するのです。

 

頭では「変わりたい気持ちはある」けど、本能では「変わりたくない気持ちがある」ことを受け入れて、

 

その中で何かひとつできそうなことを取り入れて行動を起こすことです。

 

まずは、なるべく小さなステップ行動を起こし、少しの変化を喜ぶ、

ゆるやかな変化ちょっと起こしてみましょう。

 

▼小さな目標の例

・1日ひと言、感謝ノートを書く

・朝起きた時に15分だけ瞑想をする

 

小さすぎる目標は意味がないのでは、と感じる人もいるかもしれません。

しかし、習慣は繰り返すほどに身に付きます。

 

大切なのは、あなたが無理なく行えるかということ。

小さな目標を習慣化することで確実に結果を出していきましょう。

 

 

まとめ

変わりたいけど変われない人が、今後の人生をイージーモードで楽に突破するには、

まずは潜在意識の特徴を理解すること。

 

<特徴その1>

すべての人に現状維持システムが標準装備されている

<特徴その2>

顕在意識と潜在意識の力関係は、1:99

 

潜在意識にはどんなにがんばっても勝てないので、特徴を理解して潜在意識を騙すテクニックを使う。

心にも筋肉痛があることを知る。

変わろうとする力が大きいほど、反発も大きくなる(筋肉痛もひどい)。

 

体を鍛えるのと同じで、最初は負荷の小さいものから心の筋トレをはじめるのが成功のポイント♪

ダンベルでエクササイズする若い女性

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