毒親育ちでもしあわせな恋愛や結婚ができる女性、できない女性の違い

  • 彼氏の浮気が不安で仕方ない
  • あこがれの結婚をしたはずなのに毎日がなぜか憂鬱
  • 蓋を開けてみたらモラハラ夫だった
  • わたしはただの家政婦なのかと思ってしまう

周りからはふつうの夫婦に見られるかも知れないけど、しあわせからほど遠い結婚生活。

子どもが大きくなるまでは離婚しない仮面夫婦も多いようですが、

しんどいですよね・・。

こんにちは。

パラダイムシフトセラピーの心理カウンセラー立花やよいです。

今日は「どうしたらしあわせな恋愛や結婚に少しでも近づけるのか」という質問に答えていきたいと思います。

なぜ恋愛や結婚がうまくいかないのか

それは幼少期の親との関係に問題があることが多いです。

たとえば、

  • 「ダメな子」「バカ」「ブス」など、子供のころ親から嫌なことを言われてきた。
  • 虐待とまでいかなくても、親のグチをずっと聞かされて育った。
  • 家庭の平和を保つため、自分が親の世話(主に情緒面で)をするしかなかった。
  • 子どもの全てに口出しをする過干渉な母親、無関心な父親だった。
  • ヒステリックに理不尽に怒鳴りつけてくる親が怖くて、期待通りに生きざるをえなかった。
  • それなのに、一度も親に褒めてもらえず、認めてもらえなかった。

このような「毒親」に育てられた方は、

自己肯定感や自尊心が低く、

恋愛や結婚がうまくいかない方が多いです。

それは、成人してもなお、

無意識に「恐れと不安に支配された世界」に住んでいて、

こころを親に振り回され続けているからです。

小さい頃に十分甘えられず、

認めてもらえなかった親への未完了の感情があると、

パートナーにその欲求を満たしてもらおうとして、

相手にそれらをぶつけます。

でも、怒りや不満をいくらぶつけても、

本当に気持ちをわかってもらいたいのは、

「親」なので、

その想いが満たされることがありません。

ですが毒親育ちでも、

しあわせな恋愛や結婚ができている人もいます。

その違いは何でしょうか?

毒親育ちでもしあわせな恋愛や結婚ができる女性、できない女性の違い

きちんと親を恨み、憎むことができているかどうかです。

毒親から逃げて、

しっかりと距離をおけている方は、

親を反面教師にして、

しあわせな家庭を築くことができています。

なぜなら、

「憎いのは親であり、パートナーではない」

ということがわかっているから、

パートナーに親の身代わりをさせずにすんでいるのです。

その一方で、

親のことを毒親と呼ぶのに抵抗があったり、

いつか親も変わってくれるのではないかと期待して

関係がなかなか断ち切れなかったりする方は、

恋愛も結婚もうまくいきません。

わたしもそうでした。

「今更、親を責めても何にもならないし、親だって苦労したんだし。」

と心の奥でくすぶっている気持ちに蓋をして

物分かりのいい子をずっと演じていました。

そうすると、

問題はパートナーにあると思って相手を責めるか、

自分を責めるかになってしまい、

悩みが解消されるどころか一層深まり、

憂鬱な気分から抜け出せなかったのです。

なので、ここは遠慮なく毒親にされたことをしっかりと憎みきることがポイントです。

毒親に対する憎しみや怒りを手放すステップ

Step1.  感謝すべきことと憎むべきことを分ける

親を憎むといっても、

親のすべてを憎むことや、人格否定することではありません。

育ててもらったことには感謝している、

でも親のこういう態度は憎い、

と感謝すべきことと憎むべきことを分けるのです。

誰だって、ほんとうは親のことが好きだから

親孝行して親に感謝したいんです。

親に無条件で愛してもらいたいんです。

でも、それが叶わなかったから、

大人になってからも苦しんでいるんです。

拗ねているんじゃないんです。

過干渉や暴力・暴言などで思い通りに支配され、

様々な形で否定(存在否定、人格否定、性の否定、意志や感情表現の否定、自立や成長の否定など)をされたら、

たとえご飯を食べさせてくれても、

大学まで出させてもらえたとしても

感謝することはできないのです。

感謝というのは押し付けられて無理にするもんじゃありません。

心の奥から自然と湧いてでてくる感情です。

それは、親にされたことを憎みきった先にあります。

Step2.  親を憎む気持ちを受け入れ、深い悲しみと向き合う

そうすることで、

あなたが本当にしてほしいこと、

これだけはしてほしくないこと、

がわかります。

それがわかれば、

パートナーとの関係はよくなります。

なぜならパートナーにそのこと伝えて、

あなたの満たされなかったほんとうの想いを

満たしてもらうことができるからです。

自分の子どもにも、

これをしてあげよう、これだけはすまい、

ということが明確になります。

Step3. 親と離れ自分のしあわせを真ん中にすえる

親の言う事をきくことが親孝行ではありません。

こころの中の親と適切な距離をおきます。

そして、親を通さずに、自分を生きるのです。

あなたがしあわせになれば、

自然と親のことも許せるようになります。

それが、

「親も自分と同じ不完全な人間なんだ」

と受け入れることになります。

そしてそれが、

「短所やネガティブな感情」もすべて含めた

ありのままの自分を愛することにつながります。

自己肯定感もあがり、

パートナー、子どものこともありのままで

愛せることにつながるのです。

あなたがしあわせなパートナーシップを築いて、

穏やかでゆったりとした毎日を過ごせますよう

心からお祈りしています。

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