回避型の彼に疲れた。でもほうっておけないあなたへ。

既読、ついてる。

ついてるのに返信がこない。

1時間。3時間。

「忙しいのかな」って自分に言い聞かせる。

でもインスタのストーリーは見てる。

忙しいんじゃないじゃん。

パトロールが止まらない。

彼の最終ログイン時刻を確認してる。共通の友達のストーリーを遡ってる。

こんなにボロボロにされて、プライドもズタズタなのに、それでも彼の「生存確認」がしたくてたまらない。

でも

重い女だと思われたくないから、何でもないふりをしたLINEを送る。

「生きてるー?」とか。

送った瞬間に後悔してスマホを裏返しにする。でも30秒で表に戻す。

週末、やっと会えた。

嬉しいのに、不安の方が先にくる。

「次いつ会える?」の一言が、どうしても聞けない。

彼が冷たい目をしたり、シャットダウンして無になるたび、心臓はバクバクする。

頭では「彼はただ回避型だから」と理解しようとしても、どうしても気持ちが落ち着かない。

友達に相談しても

「そんな男、放っておけばいいのに」 「もう別れなよ」って言われる。

そうだよね。普通に考えたらそうだよね。

でも別れられない。

彼に怒りたいんじゃない。ただ、普通に笑い合いたいだけ。私の存在を無視しないでほしいだけ。 

なのに、私が手を伸ばせば伸ばすほど、彼は重いと言わんばかりに遠ざかっていく。

スマホの通知が光るたびに、心臓が跳ね上がる。

誰か、この止まらない動悸と不安を、止めて。

こんにちは、心理カウンセラーの立花やよいです。

 私自身もかつて、スマホの通知に一喜一憂して、ボロボロになるまで手に入らない恋を追いかけていた時期がありました。

でも、この恋愛パターンの裏にある神経系の仕組みが見えてきてから、回避型の扱い方……って言ったら失礼ですけど、どう関わればいいのかが分かったんです。

なので今日は、その仕組みと関わり方をシェアしていきます。

あなたが「私のこと、まだ好きなの?」と勇気を出して聞いたとき。

寂しさに耐えかねて「もっと一緒にいたい」と伝えたとき。

あなたの心にあるのは、純粋な愛情や、関係を良くしたいという願いですよね。

けれど、回避型の彼の脳内では、まったく別の変換が起きています。

彼はあなたを嫌いになったのではありません。

ただ、彼の自律神経にとって、あなたの声が猛獣の唸り声のように響いている。

二人の間で猛獣ごっこが始まってしまっているんです。

目次

じゃあなぜ、彼はあなたを猛獣だと誤解してしまうのか。

その背景には、私たちの誰もが持っている自律神経の3つのモードが関係しています。

私たちの脳内には、目に見えない信号機があると思ってください。

🟢 安全モード — リラックスして笑い合える状態 

🟡 戦闘モード — 不安やプレッシャーを感じた緊急事態 

🔴 フリーズモード — 脳がシステムを停止させた状態

この恋愛で起きていることを、信号機で整理するとこうなります。

あなたが彼の態度に不安を感じて「ねえ、ちゃんと話そう?」と声をかけたとき、 

彼の脳は、それを猛獣の接近と受信しているので、🔴フリーズモードに落ちます。

なので、

黙り込む。家を出る。既読のまま返さない。

それに対して、 

あなたはさらに不安になり、🟡戦闘モードが上がる。

そして、 あなたが追えば追うほど、

彼は🔴フリーズモードで固まる。

これが、二人の間で止まらなくなっている猛獣ごっこのからくりです。

どちらかが悪いのではありません。 

ただ、お互いの自律神経が反応しいるだけなのです。

なぜ、この「黄色🟡と赤🔴」の苦しいループにハマると、頭ではわかっていてもなかなか抜け出せなくなってしまうのか。

その理由をこちらの記事で解説しています。

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では、どうすればこのループを抜け出せるのか。

ここで必要なのは、もっと頑張って話し合うことでも、彼を理解しようとすることでもありません。

まずは、あなた自身の神経系をなだめること。これが最大の戦略になります。

なぜなら、 

あなたのことを🟢安全な存在だと思えない限り、彼は怖くて洞窟から出てくることができないからです。

彼が黙り込んだり、逃げ腰になったら、それは彼の神経系が🔴フリーズに切り替わったサインです。

「今は少し時間を置こう」と伝えて、20分ほど別々の場所で過ごしてみてください。 

これは、お互いの熱くなった神経系を冷やすための、大切な冷却期間です。

彼を待っている間、不安が襲ってきたら、頭で考えるのをやめて身体にアプローチします。

下唇を少しかんで「ゔーーー」と低く響かせるように、細く、長く息を吐き切る。

この唸り声の振動がお腹に伝わることで、脳に安全だよという信号が送られて、🟢安全モードに切り替わり始めます。

あなたが肩の力を抜いて、🟢穏やかな空気をまとうようになったとき。 

彼の脳は「もう、猛獣はいなくなった」と判断します。

そのとき初めて、彼はおそるおそる洞窟から顔を出してくれるようになるんです。

これが「共調節」という仕組み。 

あなたが自分の神経系を整えることで、彼の神経系もつられて整っていく。

彼を変えようとするんじゃなくて、

あなたが緩むと彼は勝手に変わるんです。

あなたは彼を傷つけたいわけじゃない。彼もあなたを拒絶したいわけじゃない。

ただ、お互いの神経系が自分を守ろうと必死になった結果、すれ違ってしまっていただけだったんですね。

あなたが自分の神経系を穏やかに整えていくことで、彼の洞窟の入り口に、少しずつ光が差し込んでいきます。

もし、一人でその整え方を見つけるのが難しいと感じたら、いつでも頼ってくださいね。

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