もう我慢しない!大人の「いい子症候群」卒業5ステップ

幼い頃から「手のかからない子」と言われ、

社会人になっても真面目で努力家と評価される。

でも、大人になってふと気づくのは、

人と深い関係を築けていないこと。

家族や友達にも思っていることを言えず

我慢ばかりしている。

本当の自分は、人の不幸を喜んだり、

嫌いな人もいる。

協調性がなく、

自分が良ければいいと思う自分もいる。

「いい子だね」と言われることに

違和感を覚える。

「やりたくて

いい子やってるわけじゃない!」

「もう我慢をやめたい!」

「いい子をやめたい!」

いい子卒業宣言!

こんにちは、立花やよいです。

今回は、そんな「いい子症候群」の特徴や、いい子を卒業するための5ステップを紹介します。

ぜひ参考にして、自分らしい生き方を見つけるきっかけにしてくださいね。

目次

いい子症候群とは?

周りに「いい子だな」と思われるために、

自分の本音を隠していい子を演じてしまうことで、生きづらさを感じている症状のこと

です。

と言ってもHSPの場合、

この行動が気質的に無意識に行われることが多く、自覚がない

人がほとんどなんですね。

いい子のチェックリスト

  • 自分の気持ちを表に出さず、親や上司の言いなりになってしまう
  • 家でも会社でも言われた通りに物事をこなしてしまう
  • 嫌な思いをしても、笑顔をつくって我慢しがち
  • 自分の気持ちを隠して、『悟られないように』している
  • 我慢することに慣れて、自分は本当はどうしたいのかが分からなくなることがある
  • 相手の機嫌を損ねるくらいならと、自分の意思は隠して周りに合わせてしまう
  • 「自分は何のためにいるか」と虚無感に襲われることがある

「いい子」の仮面を脱ぎたい!大人になった「いい子症候群」の正体

子どもは、

わーーーん!と声を荒げて泣いたり、

床に転がって足をバタバタさせて暴れたり、

怒って物を投げたり、

ありのままの自分で

自由に感情を表現しますよね。

でも、

「いい子」の仮面をかぶってしまった人は、

子どもの頃、どんな感情も素直に表現することができなかったのです。

「いい子」であることが愛されるための条件だと刷り込まれてきた

のかもしれません。

親からの期待やプレッシャーを敏感に感じ、

無意識に期待に応えようと努力してきたのではないでしょうか。

特に、

お母さんとの関係は大きかったかもしれません。

「私が悲しんだら、

お母さんも悲しむ」

「私が怒ったら、

お母さんを困らせる」

そんな親の反応に対する恐怖心罪悪感から、

自分の気持ちを隠して「いい子」を演じるようになってしまったのです。

そして、その「いい子」を演じることで、

親が喜んでくれるという成功体験を重ねた結果、

「いい子の仮面」を被って接することが習慣化してしまった

のでしょう。

親や周囲の機嫌を伺い感情を押し殺すことで、

衝突や不快感を避けようとするうちに、

次第に自分の本音を隠すことが当たり前

になってしまったのです。

自分を偽ることでの弊害

本当は、自分の感じていることを、

そのまま表現できるはずなのに、

それが本当のあなたなのに、

「いい子」の仮面を被り続けることで、

自分らしさを失い、様々な弊害を抱えてしまう

のです。

■ 人間関係の悪化

「嫌われないように…」

「ダメな自分をみせないように…」

大好きな親に受け入れてもらいたいという承認欲求から、

「いい子」を演じてしまうのです。

そして、

社会に出てもこの承認欲求は残り

  • 嫌なことがあっても、反対意見を言えない
  • 間違っていることはやりたくない
  • 嫌な顔をされるくらいなら相手に合わせたい

という心理が働きます。

職場においても

「認められたい」という気持ちが働き、

  • みんなにいい顔をするようになってしまう
  • 自分の意見を言えず、ストレスを溜め込んでしまう

という状況に陥ってしまうのです。

■ 自己肯定感の低下

「自分さえ我慢すれば」

と、周りに気を遣ってしまい、

自分のやりたいことよりも、

他人に評価されることを選びがちです。

不満やわがままは言えない

という心理が働いているのでしょう。

周りから見れば、

いい子は健気そうに見えるかもしれませんが、

実際は何事にも一生懸命で、

無理をしてしまうところがあります。

なぜなら、

周りからの目や評価を気にしすぎているので

「みんなから嫌われたくない」

という気持ちは常にいっぱいだからです。

自分の本音を隠し続けることで、

自分の感情を表現することができなくなり

「本当は何がしたいのか分からない」

「自分らしく生きることができない」

といった悩みを抱えるようになってしまうのです。

その結果、

生きる楽しみを見出せなくなり

  • うつ病不安障害などの精神疾患
  • 仕事のパフォーマンスの低下

といった問題につながる可能性もあります。

■ 爆発のリスク

いい子症候群の方は、

本来とても我慢強い方ですが、

その状況が長く続くと、

いつか感情が爆発してしまうかも知れません。

抑圧されていた感情が一気に噴き出し

周囲を巻き込むようなトラブルを引き起こす可能性もあります。

気付いた時が変われるチャンスです!

周りを見たときに、

仕事ができないのに

上司から可愛がられている。

料理や家事をしていないのに、

夫に愛されている。

そんな現実を目にしたとき、

「いい子」でいる自分に違和感を感じます。

そして

完璧じゃなくてものびのびと過ごせるなら、

私もそうなりたいと憧れを抱きます。

「人から愛されるには、いい子でなくてもいいのかもしれない?!?!」

そう気づいたときが

パラダイムシフトするチャンスです!

いい子をやめるための5ステップ

「いい子」をやめて、ありのままの自分を受け入れるための5つのステップをご紹介します。

STEP
過去の努力と成長を認める

これまでどれだけ我慢し、努力してきたかを認めましょう。

たいへんな環境の中で培ってきた強みや経験に目を向け、自分自身を肯定すること

が大切です。

STEP
感情を感じることを許す

「いい子」は、自分の感情を押し殺して生きてきたため、

怒りや悲しみといった負の感情を溜め込んでしまっていることが多いです。

悲しみや寂しさなどのネガティブな感情もぜ~んぶ、受け入れてあげましょう♪

安全な場所で思いっきり泣いたり、

怒ったり、叫んだりして、

溜め込んだ感情を吐き出す(=ゴミ出しをする)のです。

STEP
本音を少しずつ語る

今後は、身近な人からでもいいので、

少しずつ本音を言葉にしてみましょう。

本音を語らずして、より深いつながりを築くことはできません。

最初は怖くて抵抗があるかもしれませんが、勇気を出して鎧を脱ぎ捨ててみましょう。

心をひらいて素の自分で接してみると、

「意外と面白い人なんだね!」と、

あなたの人間らしさに惹かれる人が現れるものです。

STEP
小さな成功体験を積む

本音を伝えたり、

新しいことに挑戦したりすることで得られる

小さな成功体験を積み重ねましょう。

成功体験は自信につながり、

さらに自分らしく行動する勇気を与えてくれます。

それを宝物にして、

どんどん自分の本音とつながるのです。

STEP
安心できる人たちとつながる

「いい子」は自分を偽って生きてきたため、

本当の自分を受け入れてくれる人がいない

と感じているかもしれません。

でも、それはあなたが、そのパラダイムに住んでいるからです。

自分らしさをさらけ出しパラダイムシフトすれば、

あなたを都合よく振り回す人は遠ざかり、

ありのままのあなたを受け入れてくれる人、

もっと仲良くなれる人が見つかるはずです。

共感し、支え合える仲間の存在は、

自分らしく生きるための大きな力になります。

まずは、自分と同じような価値観を持つ人と交流してみるようにしましょう。

この5つのステップを実践することで、

自分らしさを抑え込んできた「いい子」の殻から抜け出し、

より自由に、より充実した人生を送ることができるようになります。

大切なのは、

焦らず、自分のペースで進めることです。

自分自身を大切にし、周りの人との信頼関係を築きながら、

一歩ずつ

自分らしく生きるための道を歩んでいきましょう。

もし、一人で抱えきれない悩みを抱えている場合は、どうぞご遠慮なくご相談くださいね。

あなたの幸せと成長を心から応援しています。

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