会社に行こうとすると体調が悪くなる。それは気のせいではありません
朝、目覚ましが鳴る。
目は覚めてる。時間も分かってる。
行かなきゃと思ってるのに、身体が動かない。
胃がズーンと重い。吐き気がこみ上げてくる。
ベッドの中で、何度も時計を見る。
「あと5分だけ」
「あと10分だけ」
気づいたら、もう家を出なきゃいけない時間を過ぎている。
休みの日はなんともない。
旅行の朝はちゃんと起きられる。
なのに、会社に行く日だけ、身体がこうなる。
「甘えてるだけかな。」
「みんな普通に働いているのに、どうして私だけ……」
そう言い聞かせて、なんとか玄関を出る。
でも、電車に乗ると動悸がする。
会社が近づくと、息が浅くなる。
デスクに座った瞬間、もう帰りたくなる。
こんな毎日が、もうずっと続いている。

こんにちは、心理カウンセラーの立花やよいです。
「会社に行こうとすると体調が悪くなる」というご相談は、年々増えています。
病院に行っても「異常なし」「ストレスですね」で終わってしまった方もいるのではないでしょうか。
あなたの身体に起きていることは、気のせいでも甘えでもありません。
今日は、身体がなぜこうしたサインを出しているのか、その仕組みについてお話ししていきますね。
気のせいでも甘えでもない
「検査では異常ありません。ストレスでしょうね。」
そう言われて、余計にモヤモヤしたことはありませんか。
異常がないなら、なんでこんなにしんどいの。
ストレスなのは分かってる。でも、どうすればいいの。
数値に出ない。レントゲンにも映らない。
だから、自分でも気のせいかもと思ってしまう。
でも、朝の胃の重さも、通勤中の動悸も、デスクに座った瞬間の息苦しさも、全部本物です。
身体は、頭よりずっと正直なんです。
頭では行かなきゃと思っている。
でも身体はもう限界と、症状という形で教えてくれている。
胃痛も、頭痛も、吐き気も、身体が出しているサインなんです。
なぜ会社に行こうとすると身体が反応するのか

この症状は会社に行く日だけ出ます。
休みの日は普通に動ける。友達と会う日も大丈夫。
なのに、会社に行く朝だけ、身体が重くなる。
これは、身体が「会社に行く=緊張する」と覚えてしまっているからです。
朝、目覚ましが鳴る。
「会社に行かなきゃ」と思った瞬間、身体は自動的に身構え始めます。
まだ家から一歩も出ていない。
上司の顔も見ていない。
嫌なことを言われたわけでもない。
なのに、身体はもう反応している。
通勤電車の揺れ。
オフィスの匂い。
パソコンを開く音。
そうした会社を連想させるものが引き金になって、身体が先に緊張してしまうんです。
頭では「行こう」としているのに、身体が「もう無理だ」とブレーキをかけている。
だから、行きたくないわけじゃないのに、動けないんです。
小さなサインは、ずっと前から出ていた
朝、身体が動かなくなる。それはある日突然始まるわけではありません。
その前に、身体はずっとサインを出していたはずです。
なんとなく眠れない日が増えた。
肩や首がいつも重い。
胃の調子がすっきりしない。
休んでも疲れが取れない。
日曜の夜になると、心がすとんと沈む。
最初は「疲れてるだけかな」とやり過ごしていた。
でも、それを続けているうちに、身体はだんだん大きなサインを出すようになります。
朝の吐き気。
急な動悸。
勝手に出てくる涙。
そして最終的に、「身体が動かない」という形であなたを止めに入った。
適応障害、自律神経失調症、うつ。そんな診断がつくこともあります。
でもそれは、身体が壊れたのではなく、
身体が出していた小さなサインが、積み重なっていった結果なんです。
まずは、身体の声を聞くことから
今あなたに必要なのは、「もっと頑張ること」でも「気合いで出勤すること」でもありません。
身体が何を伝えようとしているのか、耳を傾けてみること。
朝、胃が重いなら、それは身体が「しんどいよ」と言っている。
電車で動悸がするなら、それは身体が「怖いよ」と言っている。
その声に、ちゃんと気づいてあげる。
身体が安心を感じられるようになると、朝の症状は少しずつ変わっていきます。
休んでも疲れが取れない方はこちらもあわせてどうぞ。
動けなくなってしまった方はこちら。
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固まってしまう私。
動けなくなる私。
頑張りすぎる私。
その子たちには、それぞれ役割があります。
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