「今日は機嫌がいいかな」から一日が始まる。人の顔色を伺ってしまう理由
朝、目を覚ました瞬間。
「今日は機嫌がいいかな……」と、まず相手の気配を探ってしまう。
足音の大きさ、ドアを閉める音、ため息の深さ。
相手の一挙手一投足を察知しては、「今日は大丈夫そう」「あ、今日は機嫌が悪いかも」と、胃が重くなる。
自分の「今日何をしようか」ではなく、相手の機嫌で一日がスタートしている。
そんな毎日に、疲れ果ててはいませんか。

こんにちは、心理カウンセラーの立花やよいです。
相手の機嫌を無意識にキャッチしてしまうことって、ありますよね。
顔色を伺おうと思ってやっているわけではないのに、相手の感情が勝手に入ってきて消耗してしまう。
今日は、なぜそうなってしまうのか、その仕組みについてお話ししていきますね。
なぜ、相手の顔色ばかり伺ってしまうのか
ただ気にしすぎなだけ、怖がりだからと、自分を責めてしまうかもしれません。
でも、それは性格の問題ではないんです。
もともと空気や表情の変化を敏感に感じやすい気質に加えて、
機嫌が悪いと露骨に無視をする。
物を乱暴に扱って大きな音を出す。
冷たい空気で、周りを萎縮させる。
そんな不機嫌な人がいる環境に長くいると、身体は自然と警戒モードに入ります。
生まれ持った気質と環境が重なり、「相手の機嫌=自分の安全」と、身体が学習してしまっているんです。
「私が何かしたのかな」と思ってしまう理由

相手がため息をついた。
返事がそっけなかった。
いつもより声のトーンが低かった。
それだけで、「私、何かしたかな」と自分の過去の言動を探し始めてしまう。
でも、機嫌がいい時は優しかったり、たまに笑顔を見せてくれたりもする。
だからこそ、不機嫌になった時にこう思ってしまう。
「私がもう少し気を遣っていれば。」
「私にも悪いところがあったのかな。」
「本当は悪い人じゃないのに」
相手ではなく、自分を責めてしまう。
でも、相手の機嫌は、相手自身のものです。
良くなったり悪くなったりするのは相手の都合であり、あなたがコントロールできるものでも、責任を負うものでもありませんよね。
機嫌を取って嵐をやり過ごしてきた毎日は、本当に疲れたと思います。
相手の機嫌を直す役目から、もう降りて大丈夫
朝、相手の顔色を探ってしまう自分に気づいたら、心の中でこう呟いてみてください。
「あの人の機嫌は、あの人のもの。」
相手が不機嫌でも、それは相手が自分の感情を処理できていないだけ。あなたが機嫌を直してあげる必要も、ご機嫌取りの役目を背負い続ける必要もありません。
今日からは少しずつ、「あの人はどう思うか」ではなく「私は今、どう感じているか」に、意識を戻してあげてくださいね。
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相手の機嫌を拾ってしまう私。
自分より相手を優先してしまう私。
気にしすぎる私。
その子たちには、それぞれ役割があります。
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